2023年夏 不動産価格下落シグナル??

2023/09/03

2023年夏、中国での住宅不動産不況と地方政府傘下のインフラ投資会社の債務膨張からデフォルトに警戒感が強まっています。さて、日本にはどのような影響があるでしょうか。現在、日本の住宅価格は、バブル期(1990年)を上回る過去最高となった報道が発表されております。国内富裕層の他、パワーカップルや外国人投資家の底堅い需要と、建築資材や人件費高騰が価格上昇要因と言われております。かつて1990年台のバブル崩壊後から、ITバブル崩壊、リーマンショック、コロナウイルス、そして今もなお続くウクライナ戦争と地政学リスクと常に付きまとう経済ですが、今後、大家さんにとっては、どのタイミングで不動産投資を行っていくか見極めは重要かと考えております(過去のバブル崩壊の二の舞にならないようにと)。下落する地域、緩やかにまだ下落が始まっている地域、逆にまだ上昇余地のある地域と、地域によって様々ですが、以下に首都圏の不動産価格を指数にした推移をグラフにしておりますので参考になれば幸いです(2000年1月を100とした場合のもので、国内不動産コンサル会社の指数となります)。
不動産投資には重要なファクターとなる金利も、上昇基調が懸念される中ですが、2023年夏、不動産価格が頭打ちとなり、下落局面が始まっている気がしてならない今日この頃です。

2020年1月~2023年6月まで


2018年1月~2023年6月まで


2010年1月~2023年6月まで


2000年1月~2023年6月まで

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